【カブトムシ】幼虫が蛹になる前の見分け方
厳しい冬を乗り越えたカブトムシの幼虫達。
後は、サナギになり成虫となるだけ。
しかし!
初めて幼虫を飼育している人からすると、サナギへの変体は一大イベント。
幼虫から蛹になる前の見分け方を紹介します。
蛹になるタイミングを見逃すと、桶室をつぶし孵化出来ないなんてことに。
失敗して、子供を悲しませたくない!!
- 初めて幼虫飼育している人
- 桶室を潰してしまった事がある人
- 上手く蛹にできなかった人
サナギになる時期
結論から申し上げます。
サナギになる時期は、飼育環境によって変わる!!
いや、いつなん!?
温度とか地域とか色々関係するから話すと・・・。
一般的には??
5月中旬~6月中旬です!
幼虫が桶室を作り、蛹になるまで約10日。蛹から孵化までは約30日となります。
5月の中旬から準備が始まると、7月上旬頃に成虫になって出てくるイメージ。
6月中旬なら7月末~8月頭に成虫になります。
あれ?前もっと早くサナギになってたやん。
玄関で飼ってた幼虫は、4月中旬頃にサナギになったね!
なんでなん?
温度が高い分早くサナギになるよ!
最低温度が0度以上がキープされるとサナギになるんじゃないかな。
実際に12月にサナギになった事例もあるようです。
室内で飼育している場合は、サナギになる時期が早まる可能性が高いので注意が必要です。
とても大事なことなのでもう一度言います。
室内飼育はサナギになる時期が早まる可能性が高いので注意が必要です!
次は、蛹になる前の見極めポイントを紹介します。
幼虫からサナギへの見極め
見分け方 その1
まずは下の画像をご覧ください。
クリック(タップ)すると画像を拡大して見る事が出来ます。
左が冬前10月頃の写真で、右が春先の5月頃。
違い分かった?
画像暗いなぁ・・・。
幼虫は光が苦手なんだ!(言い訳)
で、違いは分かった!?
ん~、分からんなぁ。(興味無し)
(この野郎・・・)
正解は、体が黄色くシワシワになる!
言われてみれば見えるな!
(この野郎・・・)
幼虫が黄色っぽくなってくるとサナギになるのが近い証拠です。
ただ、黄色くなってきたからといってすぐにサナギになるわけではありません。
そこからさらにエサを食べて一回り大きくなる幼虫もいます。
そこで、次の見極めポイントです。
見分け方 その2
ウンコが増えてきたなぁ。マット交換しよ。
ちょっと待ったぁ!今はあかん!!
なんで?
見てみ!幼虫の頭が上向いてるやろ?
ホンマや上向いてる!
頭を上にしだすと桶室作る準備してるかも。
桶室を潰すなんてことにならないよう、頭が上を向いている場合は少し様子をみて下さい。
幼虫はすぐに桶室を作ったりしません。
良い場所を探して動き回っており、時にはマットの上に登ってきます。
マットの交換は動いている事が確認できたタイミングで大丈夫。
動いている様子が確認できなくなった時、桶室を作っているかもしれません。
そんな時は次のような特徴がみられます。
見分け方 その3
あれ?またマット減ってる!交換しなきゃ!
ちょっと待ったぁ!!
だってマット減ってるで!
食べて減ったんじゃなくて、桶室を作ったから減ったように見えるんだよ!
カブトムシのマット交換はクワガタのように押し固める必要はありません。
多くの人が、どさっと入れて終了ではないでしょうか。
私もその一人です。
その場合、幼虫が桶室を作る時にマットが急激に減ったように見えます。
あれ?こんなにもう減ってる?と思った場合は要注意です。
桶室って結構固いです。押し固めている分マットが減ったように感じます。
5月以降のマット交換は少しだけ押し固めてあげるほうが良いです。
幼虫も余計な体力は使いたくないでしょう。
まとめ
- サナギは5月中旬~6月中旬
- 室内で飼育していると早まる可能性有
- 幼虫が黄色くなる
- 頭を上向きにしている
- 急にマットが減る
5月以降は、幼虫をなるべく観察してください。
1日1回で良いです。
また、幼虫は光を感じる事ができるらしいです。
明るい状態だと、マットの奥の方でサナギになってしまう確率があがります。
せっかくなので幼虫からサナギへ。そして成虫。
一連の流れを見たいですよね。
次はオススメの幼虫から蛹化方法を紹介します。
良きカブトムシライフを!